ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年3月
« 2月  
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
コラム 記者ワープロ

民間事業者募り売却へ 奥州・蔵まち郷土食財館

(1/6)
条件付きで民間へ売却が決まった「蔵まち郷土食財館」。30日まで民間事業者を募っている

条件付きで民間へ売却が決まった「蔵まち郷土食財館」。30日まで民間事業者を募っている

「飲食業10年継続」条件

 奥州市は、江刺区川原町の「蔵まち郷土食財館」を民間事業者に売却する。地元食材を活用した飲食業を10年間継続することなどが条件。30日まで民間事業者を募り、選考委員会が譲渡先を決定する。譲渡契約は4月1日以降、引き渡しは7月1日を予定している。

 同館は、江刺区中心部の蔵町モール(歩行者専用道路)内に位置。明治時代の建築とされる土蔵を旧江刺市が取得してレストランを整備し、合併後の2006年6月に蔵まち郷土食財館「えぴや」として開館した。運営は指定管理者制度により蔵まちエリアを担当するまちづくり会社に委託している。

 市では行財政改革の一環で打ち出した事務事業・公共施設の見直しにより同施設の民間移譲を決定。開館当初の地産地消の推進という目的を達成したいとの意向で、市商業観光課では「周辺には蔵を活用した複数の店舗が出店し、さらに活性化を推進するために民間事業者による自由な発想で運営をしてもらうのが最適」と民間のノウハウを生かした運営に期待を込める。

 譲渡する施設は、土地は2筆合計で160・04平方メートル、建物は木造亜鉛メッキ鋼板ぶき2階建て、延べ床面積213・74平方メートル、加えて調理台や食器棚、食器洗浄機などの設備品。

 譲渡希望価格は、不動産鑑定評価額の1140万円で、最低希望価格は条件などを考慮して665万円に設定した。譲渡条件は「譲渡後10年間の売却不可」と現在の蔵まちの景観を維持するため10年間営業することを加えた。応募資格は市内在住の法人、個人。

 市では商工業団体、観光団体、商店街団体の委員で構成する選考委員会を組織し、▽応募金額▽公益への寄与度▽事業の継続性▽事業の実現性-の各項目ごとに審査し、譲渡先を決定する。

 応募の問い合わせは、同課=0197(24)2111=へ。