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コラム 記者ワープロ

免許返納者にバス助成 安協金ケ崎分会

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水沢地方安協金ケ崎分会で始めた運転免許証自主返納者への田園バス乗車助成券交付(奥は及川分会長)=金ケ崎町役場

水沢地方安協金ケ崎分会で始めた運転免許証自主返納者への田園バス乗車助成券交付(奥は及川分会長)=金ケ崎町役場

高齢者事故防止策で

 【金ケ崎】水沢地方交通安全協会金ケ崎分会は10日、運転免許証の自主返納者に対する町田園バス乗車助成券の交付を始めた。所定の申請手続きを行った自主返納者に、5000円分の助成券(100円券50枚つづり)を交通手段の一助として支援。管内の事故防止へ、運転に不安を感じた高齢者ドライバーが免許返納を考える契機にもつなげる。

 窓口が設けられた町役場1階の町生活環境課には初日、免許証を自主返納し、県公安委員会で交付された運転経歴証明書を持参した5人が申請手続きを実施。同分会から助成券のほか、歩行時の安全を願いクリップライトが贈られた。

 同町永沢の菊地守志さん(86)は、2016年10月に体調を崩して入院したことをきっかけに「テレビで高齢者の事故なども見ていて、家族と相談して(運転を)やめた方がいいと思った」と、65年間所有した免許証を5日に自主返納し「免許を返したのは家族と別れた感じ」と感慨深げ。助成券は「病院や買い物に行くときに使いたい」と語っていた。

 助成券交付は、同分会単独の町高齢者運転免許証自主返納促進助成事業として新たに始め、16年4月1日以降で満70歳以上の町内在住者を対象に、免許返納者へ1人1回限りで実施する。田園バスは乗車料金が100円のため、計50回の利用が可能となる。

 同分会では当初で30人分を予算計上したが、申請が増えた場合も全て対応。事業は継続していく考えで、及川暉久分会長は「分会として高齢者の事故防止は運動の柱。免許返納で交通の足を持たない交通弱者を守る取り組みとして行っていきたい」としている。

 また、同課によると、町でも自主返納者に対する助成・支援を検討しているという。

 受付時間は平日午前8時30分~午後5時で、申請には運転経歴証明書と印鑑が必要。問い合わせは同課=0197(42)2111=へ。