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コラム 記者ワープロ

若き科学者堂々と 水沢高理数科2年

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各グループが取り組んだ研究成果を披露した水沢高理数科2年生による課題研究発表会

調査、実験成果発表

 【奥州】文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている奥州市水沢区の県立水沢高校(安藤泰彦校長、生徒723人)で20日、理数科2年生による課題研究発表会が開かれた。それぞれのテーマに沿って研究に取り組んだ生徒たちが、調査や実験の成果を今後の課題を交えながら披露した。

 発表者を含む理数科の1、2年生や教職員、指導助言者として県内大学の研究者らが参加。開会行事で安藤校長は「研究は試行錯誤を繰り返すことで次のステージに立てる。聞く人は発表の中にどれだけの努力があるかを想像し、自分だったらどのような対応をするかを考え、有意義なものにしてほしい」と呼び掛けた。

 発表は39人が11グループに分かれて実施。「人口モデルの数学的考察について-ロジスティック写像の挙動-」「石垣の耐久力MAX構造」「奥州の土地から分離した酵母菌からのパン製造」などのテーマで成果を紹介した。

 化粧水や日焼け止めに含まれるビタミンC(アスコルビン酸)の抗酸化作用に興味を持った小野寺菜々子さん、北宮聡子さん、今野育海さん、千葉しおりさんの4人は、「有色の溶液に含まれるビタミンC量の測定」について研究を進めた。

 お茶など有色の溶液の酸化還元滴定を正確に行うための方法を実験した結果、「溶液を強酸性にすることで退色が抑えられ、正確な滴定が可能だった。次は他の溶液でも効果を検証したい」とまとめた。