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コラム 記者ワープロ

通し稽古 熱帯びる 28、29日市民☆文士劇

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奥州市民☆文士劇の本番に向けて行われた通し稽古。市民キャストが舞台成功へ演技やせりふ回しに磨きを掛けた

成功へメンバー一丸

 【奥州】第9回奥州市民☆文士劇「石川五右衛門-あっぱれ!天下の大泥棒 太閤様(たいこうさま)にもの申す-」は28、29の両日、同市江刺区の江刺体育文化会館ささらホールで計3回、公演が行われる。五右衛門と豊臣秀吉の対照的な生きざまを軸に多くの歴史上の人物が登場し、大仕掛けの演出などスケール豊かな舞台を展開。稽古も佳境を迎え、市民キャスト、スタッフ160人が本番成功へ団結して取り組んでいる。

 脚本家道又力さん(盛岡市)が手掛けたシナリオは、五右衛門の敵の織田信長の死後、天下を盗んで庶民を苦しめる秀吉と盗んだ物を貧しい人に分け与える五右衛門との対立を軸に物語が展開。趣向を凝らした舞台装置による五右衛門おなじみの名場面、激しい殺陣シーンなども織り交ぜ、エンターテインメント性あふれるステージを繰り広げる。

 22日はキャストが初めて衣装を着て、本番前唯一となる通し稽古を実施。セットが組まれた同ホールで、五右衛門役の佐藤崇史さん(35)=同区田原=をはじめ、演者が生き生きとしたせりふ回しと演技を見せる一方、スタッフは舞台装置の転換作業の手順や音響、照明のタイミングなど本番を踏まえた確認を行った。

 文士劇で2度目の主演を務める佐藤さんは「殺陣は激しいし、衣装の早着替えがある」と苦労を語りつつも、「楽しめる要素や見せ場もたくさんある。奥州市、江刺のみんなと一つになった空間をつくりたい」と意気込む。演出の長掛憲司さん(秋田県、わらび座)は「今までとは規模が違う『スーパー市民劇』のよう。歴史の有名人も出てくるので楽しさとともに、その人の心根が伝わり、人生がにじみ出てくるように仕上げていきたい」と語っている。

 開演時間は28日が午後3時、29日午前の部が10時30分、午後の部は3時。チケットは全席指定で前売り1500円、当日2000円。問い合わせは同ホール=0197(31)1607=へ。