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コラム 記者ワープロ

準備着々「猫ノ図書館」 館長「むぎ」に決定

(2/11)

グランドオープンに向け、着々と準備が進められる胆沢図書館の常設コーナー「猫ノ図書館」

胆沢 22日、グランドオープン

【奥州】22日の「猫の日」にグランドオープンする奥州市胆沢区南都田の胆沢図書館の常設コーナー「猫ノ図書館」。全国的な猫ブームにあやかり、図書館利用率アップを狙った常設展で、職員による“開館”に向けた準備が進む。構想から2年、猫をテーマにした独自性あふれる新たな図書館の形を提案していく。

 胆沢図書館では近年の猫人気を追い風に、利用者減少に歯止めをかけようと猫専門コーナーを企画。これまでにアピール展示やプレ企画の開催、コーナーをPRする「ねこ館長」の公募など創設に向けた取り組みを進めてきた。

ねこ館長に就任が決まった「むぎ」

 準備は、東京都千代田区の猫本専門店「神保町にゃんこ堂」をスペシャルアドバイザーに、本の収集や展示に関する助言を受けながら進行中。コーナーには絵本や小説、写真集など猫が登場する関連本約600冊が集められる予定だ。

 市民が飼い主の猫を対象に募集したねこ館長は、来館者らの投票で菊池綾子さん(江刺区川原町)の「むぎ」(雄1歳、ブリティッシュショートヘアー)に決定。画像で広報活動に登場し、コーナーのPRに活躍してもらう。

 グランドオープンまで10日間ほど。このために新たに購入した書籍や寄贈本、職員の一押しなどもピックアップされ、後は展示するばかりに。コーナーでは読書への関心を高めるだけではなく、利用者が動物愛護や命の尊さなどを考える機会にもつなげる。

 発案から2年間、準備の一切を担ってきた渡辺貴子主任司書は「本の寄贈やアドバイスなど、多くの人たちに助けられた」と感慨深げ。「オープンしてからが新たなスタート。“ネコミュニケーション”ができる癒やしの場としても利用してほしいし、『東北で猫と言えば胆沢図書館だよね』と言われるようになりたい」と力を込める。

 グランドオープン当日は、ねこ館長の辞令交付や東京都世田谷区の豪徳寺「招福猫児(まねぎねこ)」の設置、猫写真家「あおいとり」さんのパネル展などを行う。

 問い合わせは胆沢図書館=0197(46)2133=まで。