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コラム 記者ワープロ

全日本農はだてのつどい 豊作願い福俵引き 奥州・胆沢

(2/12)

福俵引きで最高潮を迎えた全日本農はだてのつどい

 米どころ・胆沢に福を引き寄せる第28回「全日本農はだてのつどい~岩手・いさわワラと火のまつり」(実行委主催)は11日、奥州市胆沢区南都田の胆沢野球場特設会場で開かれた。多彩な催しを通じ、昔ながらの農作業の風習を今に伝える一大祭典。厄年連による福俵引きや大臼福餅つき、庭田植えの再現などを盛大に繰り広げ、今年1年の豊作を祈願した。

 農はだては、正月の休みが明け、新年の農作業を始める日。胆江地方では、男性は「モドツ」と呼ばれる縄をない、女性はわらの束を雪上に挿す庭田植えで豊作を願ったという。つどいは農耕文化の再生、地域活性化を目的に続けられている。

 子供から大人まで多くの市民らが足を運ぶ中、午後3時の福俵キャッチで幕開け。縄ないチャンピオン決定戦や大縄ない、4年に1度の福俵の更新に伴い、古俵に点火するどんと焼きなどを行った。

 庭田植えの再現に続き大臼福餅つきでは、出店田植踊保存会が直径2・4メートル、高さ2メートルを誇る日本最大級の大臼を使って新米30キロを豪快につき上げ、「福取り餅」にして来場者に振る舞った。

 太鼓と笛の演奏に合わせ、参加した厄年連全員がつがい踊りを披露。重さ8トンの福俵を引っ張り、難関の豊作坂を一気に駆け上がると、会場の盛り上がりは最高潮に達した。最後には大輪の花火が冬の夜空を彩った。