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コラム 記者ワープロ

米作り 楽じゃない 衣川小3年生

(2/15)

木ずるしを使ったもみすりを体験する衣川小の3年生

昔の農具で脱穀、もみすり

 【奥州】奥州市衣川区の衣川小学校(佐々木伸校長)の3年生21人は14日、北股地区センターで地域の人に教わりながら昔の農具を使って稲の脱穀作業などを体験し、機械化される以前の農家の苦労や稲作の歴史の一端に触れた。

 社会科見学の授業として2016年に続いて計画され、同地区の高齢者組織北生会(髙橋奉美会長)と同地区振興会(阿部睦雄会長)が共催で受け入れた。

 同センターにはかつて農家で使われていた生活用具や農機具など約200点を展示する民具・農具展示室があり、児童は北生会役員の石川利巳さんの説明を聞きながら展示物を見学。

 引き続き、串状に並んだ歯でもみを取る千歯こきと足踏み脱穀機のほか、脱穀したもみをするため2人がかりで臼を回す木ずるし、もみ殻と玄米などを選別する唐箕(とうみ)の四つの農具を児童が交代で体験した。

 藤原和希君は「思ったよりも作業は難しくなかったが、昔の農家の人が手間暇かけて米作りしていたことが分かった。感謝してご飯を食べたい」と話した。

 同地区振興会の阿部会長(60)は「見たことのない道具なので子供たちは興味を持つ。コメ離れが言われる中で今は機械化された農作業の昔の農家の苦労を知り、コメや食を大事にしてくれれば」と願っていた。