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コラム 記者ワープロ

猫好き集う交流の場 胆沢図書館に常設コーナー

(2/23)

奥州市の胆沢図書館に「猫ノ図書館」がグランドオープン。ねこ館長の「むぎ」も駆け付けた

利用者拡大“手招き”

 【奥州】「猫の日」の22日、奥州市胆沢区南都田の胆沢図書館内に、猫の関連本を集めた常設コーナー「猫ノ図書館」が“開館”〝〟した。図書館利用率アップを狙い、1年ほどの準備期間を経てグランドオープン。猫を通じた本への興味・関心を高めてもらうほか、新たな図書館のスタイルとして、愛猫家が集う癒やしの空間利用にも期待が寄せられる。

 コーナーは近年の全国的な猫ブームにあやかり、図書館利用者の減少を食い止めようと企画。動物愛護や命の大切さを考える機会、場所を提供する目的もあり、これまでにプレ企画やPR展示の実施、広報活動を担う「ねこ館長」の公募など開館に向けた準備を進めてきた。

 本の精査や陳列法には、スペシャルアドバイザーの猫本専門店「神保町にゃんこ堂」(東京都千代田区)が助言。完成したコーナーには猫にまつわる写真集や絵本、小説など約600冊が並べられ、書架をぜいたくに使った面出し(表紙見せ)展示も効果的に猫の魅力を伝える。

 同日のオープニングイベントには、ねこ館長に決まった同市江刺区川原町の菊池綾子さんの「むぎ」(雄1歳、ブリティッシュショートヘア)も駆け付け、胆沢図書館の藤田司館長が辞令書を交付した。

 テープカットや「吾輩ハ猫デアル(復刻版)」の配架、東京都世田谷区の豪徳寺「招福猫児(まねぎねこ)」の設置が行われ、晴れてコーナーが一般に開放された。

 藤田館長は「多くの皆さんの支援、協力でオープンすることができた。利用者には本に触れ、どんどんコミュニケーションを取ってほしい」と期待。展示担当の渡辺貴子主任司書も「少しずつでも猫本や好きな本を見つけ、年齢に関係なく交流ができる場所になってほしい」と思いを語る。

 会場では3月31日まで、東北初という猫写真家「あおいとり」さんのパネル展も開催している。