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コラム 記者ワープロ

展示解説6言語で 音声ガイドペン導入 後藤新平記念館

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後藤新平記念館が貸し出しを始めた多言語音声ガイドペン

 奥州市水沢区大手町の後藤新平記念館(髙橋力館長)は「多言語音声ガイドペン」の貸し出しを始めた。ペン型の機器を専用のパンフレットに当てると、館内の展示物に沿って後藤の生涯が音声で流れる仕組み。後藤とのつながりが深い台湾をはじめ、外国人観光客の利便性向上と誘客に役立てる。

 ガイドペンは、インバウンド(訪日外国人旅行者)の受け入れ環境整備として同市が今年度初導入。先行して歴史公園えさし藤原の郷(江刺区)で1月に利用開始し、配備した60本を外国人観光客に無料で貸し出している。

 同館ではガイドペンとイヤホン10組を用意し、専用パンフレットを1万部作成した。貸し出しは無料で、少年時代から名古屋(医師)、台湾(民政長官)、南満洲鉄道初代総裁、東京市長の各時代、晩年までの後藤の生涯を20項目で網羅した展示に合わせ、日本語、英語、中国語、台湾語、韓国語、タイ語の6言語から選んで解説を聴くことができる。パンフレットには後藤ゆかりの地を紹介する音声ガイド対応の地図も掲載した。

 同館では録音に当たり、難しい言葉をなるべく用いないなど工夫を凝らした。髙橋館長は「どの言語も分かりやすい内容になっていて、後藤を知ることができる」と語る。

 同館によると、来館者は年間約3000人を数え、うち外国人は約100人で台湾が大半を占める。市では2015年度の外国人観光客1297人に対し、インバウンド効果で21年度に2800人達成を目指す。ガイドペンは平泉観光協会と同じ機器を導入しており、市商業観光課は「平泉を訪れる台湾の観光客にも奥州に足を運んでもらえるようアピールしながら観光促進につなげたい」としている。