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コラム 記者ワープロ

ドローン操縦者養成へ 江刺自車校 来月スクール開講

(4/22)

ドローンの操縦のデモンストレーションを行う講師。江刺自動車学校は5月に「岩手ドローンスクール」を開講する

空の安全運転しっかり

 奥州市江刺区愛宕の江刺自動車学校(朽木聖好社長)は、5月からドローン(小型無人飛行機)の操縦者を養成する「岩手ドローンスクール」を、県内で初めて開講する。測量や防災、エンターテインメントなど多く分野での需要が見込まれるドローン。自動車学校としてのノウハウを生かし、今後は〝空の安全運転パイロット〟の育成にも乗り出す。

 同校では「写真や動画の空撮」「状況・現場の観察、監視」「点検、管理」など、今後さらに活用が広がるであろうドローンの可能性に着目。それらの有機的な発展を県全体の社会や産業の活気につなげることを目指し、スクール事業への進出を決めた。

 そもそもドローンを操縦するための免許は存在しないが、正しい知識や技術を証明するための「認定」が重要になる。今回の開講に当たっては、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の認定スクールとして「安全運航管理者」と「操縦技能」の二つの証明証が取得できる。

 今後は来月1日から説明会や体験会を数回開き、30日の開講を予定。講師は同校の指導員らが務める。講習スケジュールは基本的に4日間で、座学と実習、筆記試験のカリキュラムが組まれる。

 天候に左右されない屋内実習場を完備するほか、同校教習コースでの実技、空撮実習などで受講者をバックアップ。福島ドローンスクールとはアライアンス契約を結び、スクール間での情報交換や講師の共有などが可能な協力体制も整えた。

 「本県産業の閉塞感は年々深刻化してきており、何らかの起爆剤がなければ状況打破にはつながらない」と朽木社長。運転者教育機関としての経験を基に、「機械(ドローン)に初めて触れる人の心の壁を取り除くところからスタートしたい。道路と空という違いはあるが、県の発展やドローン文化の浸透に寄与したい」と意欲的だ。

 岩手ドローンスクールに関する問い合わせは、同校=0197(35)1237=まで。