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コラム 記者ワープロ

学校近くにできるかも ILC出前授業スタート

(5/13)

ILC出前授業が始まり、映像やクイズで理解を深める大田代小児童

大田代小皮切り
 次世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」を理解してもらおうと、奥州市の2017年度出前授業が12日、同市江刺区の大田代小学校(髙橋正好校長、児童16人)を皮切りに始まった。市の担当職員が宇宙や素粒子の謎を解明するためのILCについて分かりやすく解説した。

 出前授業は、ILC計画の事前学習として14年度に中学2年生を対象とした教室を開き、15年度から小学生も対象に加えた。16年度までの2年間で児童1097人が受講。今年度は希望した12小学校で、18年1月まで実施する。

 同日は、市ILC推進室の渡邉浩太郎主任らが同校を訪問。5、6年生6人にILCの役割を解説するDVDを見せた後、講義で大田代小が建設候補地の北上山地に近い位置にあり「実現すれば東側の山に建設されることになる」「校庭250周分(50キロ)のトンネルが掘られるかもしれない」などと説明した。児童は地図でILCの建設予定地を確認すると「学校に近い」「本当だ」と歓声を上げた。

 クイズも出題され、児童は「ILCにはどんなことが期待されるのか」などの問いに答えながら、謎だらけの宇宙や素粒子を解明する研究施設について理解を深めた。

 授業後には全員が感想を発表。熊谷流星君(6年)は「コンピューターが好きなのでILCで仕事をしてみたい」、石川大輝君(5年)は「学校の東側に長いトンネルができるのを知って、ILCに興味が持てた」と関心が高まった様子だった。

 市は中学2年生向けの出前教室をNPO法人イーハトーブ宇宙実践センターに委託し、5月下旬から全校で実施する。