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コラム 記者ワープロ

産業用操縦士養成へ DPA認定 ドローンスクール開校

(6/15)

開校式後に産業用ドローン操縦実演を見学する関係者

 【金ケ崎】産業用の小型無人飛行機(ドローン)操縦士を養成するドローンスクールジャパン(DSJ)岩手金ケ崎校が14日、金ケ崎町永栄のみどりの郷スケートリンク内で開校した。19日から説明会と無料体験会を開催し、随時受講を受け付ける。

 産業用ドローンの利用場面の拡大に伴い操縦士の需要も高まる中、町内で運送業を経営する菅谷忠寿代表が、みどりの郷を運営するジュリアンの協力を得て開校。県内でのドローン事業の普及を目指して物流、建設業界の有志と岩手ドローン操縦士協会も設立した。

 関係者約30人が出席した開校式で菅谷代表が「産業用ドローンパイロット、現場のプロを育て、資格取得から実際の仕事の紹介までトータルに提供する」とあいさつ。来賓祝辞に続き、操縦実演や体験があった。

 産業用ドローンの用途は防災や配送などを含め現在50種以上あるとされ、同校は操縦技術に加えて4Kハイビジョン空撮や建造物検査に必要な赤外線サーモグラフィカメラ、測量3Dマッピング、農薬散布などのプログラムを用意する。

 操縦の基本技能を学ぶフライトコース(2日間で受講料12万円)、産業用の20種類の技能を学ぶビジネスコース(同20万円)を設定。合格者はDSJの資格認定が取得できる。

 国内でも大きな屋内練習場に加え、太陽光パネルなどの屋外もレンタルコートにして実技訓練できる。併設の温泉宿泊施設を活用した合宿免許制度も導入し、資格取得者には作業依頼者とのマッチングサービスも9月から提供する予定。冬季は他の施設を借りる考え。

 ドローン操縦士の資格認定管理団体として他の1団体・2企業とともに国内で初めて1日付で国土交通省に正式登録したドローン操縦士協会(DPA)の18校目の認定校で、東北では宮城、福島県に次いで3番目。

 小林一郎DPA理事長は「夜間警備やダム、橋脚、トンネルの点検など人がやってきたことがドローンに置き換えられ、2020年には15兆円規模のマーケットになる」とみる。

 胆江地方では、奥州市の江刺自動車学校が5月に岩手ドローンスクールを県内で初めて開設している。

 DSJ岩手金ケ崎校に関する問い合わせは、同校事務局=0197(47)3110=へ。