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コラム 記者ワープロ

食のビジネス拡大へ 食クラネット設立10周年 奥州

(6/20)

県南地域の食産業活性化を誓った食クラネットの設立10周年記念行事

発展誓い記念行事

 南いわて食産業クラスター形成ネットワーク(食クラネット、中村好雄代表)と、県南広域振興局(細川倫史局長)は19日、設立10周年記念行事を奥州市水沢区のプラザイン水沢で開催した。設立当初からの関係者1人を功労者として表彰、食と観光をテーマにした記念講演などで、会員企業連携による食のビジネス機会を活発にするため一層の発展を誓い合った。

 記念行事には会員企業、主催関係者ら約150人が出席。中村代表(北上市、アジテック代表取締役会長)は「10年を振り返るとリーマン・ショックや東日本大震災の発生などで食産業を取り巻く環境は厳しい時もあったが、食のビジネス交流会や復興支援で深まった絆を生かした事業などで困難を乗り越え、活動を継続できた。設立の理念に基づき次の10年に向け、県南地域の食産業全体の活性化や産業競争力の強化に真摯(しんし)に取り組んでいく」とあいさつした。

 初の功労者表彰は元クノール食品役員で、南いわて食産業アドバイザーを務める和智洋氏が受賞。中村代表が賞状を手渡し、食クラネット会員企業に対する技術指導やセミナー開催を通じた人材育成などに尽力した功績をたたえた。

 同日は和智氏が設立から10年の歩みを紹介したほか、県立大総合政策学部の山本健教授が「食と観光と地域活性化」と題して講演した。

 会場では第13回食のビジネス交流会も同時開催され、会員企業など18社がブースを設けたビジネス展示会・相談会を実施。自社の製品や連携提案内容を紹介しながら出席者と意見交換などを行った。

 食クラネットは2007年6月、県南地域を中心とした食産業の活性化や集積促進、「産学官金」連携によるビジネスの創出を目的に設立された。会員は設立当初の87社から現在353社を数える。

 17年度は名古屋圏や仙台圏、新たに台湾(台中市内)を加えた販路開拓事業、高付加価値化の商品開発手法を学ぶ研修会開催、ご当地グルメと観光を合わせた地域活性化を目指す団体を支援する「食と観光の連携モデル創出」事業などに取り組む。18年2月にも食のビジネス交流会を予定している。