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岩手医科大 120年の足跡たどる 創立記念誌を刊行

 岩手医科大(小川彰理事長、祖父江憲治学長)は「岩手医科大学創立120周年記念誌 誠のあゆみ、未来へつなぐ」=写真=を刊行した。1897(明治30)年の創立以来の足跡をはじめ、特別対談や特集などを収録した。

 記念誌はA4判、188ページ。▽草創期▽黎明(れいめい)期▽揺籃期▽拡充期▽発展期▽躍進期-の6章に分けてそれぞれの時代の主な出来事や人物、エピソードなどをまとめたほか、学是や校章を紹介する「建学の精神」、「岩手発 日本の医療を考える」をテーマにした小川理事長と国際ジャーナリスト堤未果氏による巻頭特別対談、「東日本大震災津波」「絵ハガキで辿(たど)る医大史」「名物教授列伝」などの特集のコーナーも設けた。

 岩手医科大は1897年、医療の貧困を憂いた創立者三田俊次郎が私財を投じて開院した私立岩手病院と院内に併設した医学講習所をルーツとし、建学の精神「誠の人間の育成」を受け継ぎながら、医療人の育成、地域医療に貢献してきた。

 近年は盛岡市中心地の内丸キャンパスから矢巾町の矢巾キャンパスへの総合移転整備計画を進めており、2019年9月の開院を目指し現在最終段階となる附属病院の新築工事が進んでいる。

 小川理事長は記念誌の中で「極端な医師不足や貧困の中、地域医療を改善するために全身全霊をささげた先人たちの努力があったからこそ、現在の大学が存在し、高度医療を実践し、医学を修めることができるのだということを忘れてはならない」と120年の歴史を振り返っている。

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