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笑顔で県産食材PR 全農いわて 「純情むすめ」に5人【岩手】

JA全農いわての認定式に出席した2017いわて純情むすめ

 JA全農いわて(畠山俊彰本部長)は28日、県産農畜産物を国内外に向けてPRする「2017いわて純情むすめ」に5人を認定した。純情むすめは18年6月まで1年間の活動期間中、各地のフェアやセールスなどに参加し自慢の食材のPRに活躍する。

 43人の応募者の中から17年の純情むすめに認定されたのは、藤澤桃子さん(25)=会社員、滝沢市=、古舘純奈さん(23)=同、雫石町=、木村愛さん(20)=岩手大3年、盛岡市=、佐藤由紀さん(20)=同、同=、内田怜奈さん(19)=盛岡大2年、花巻市=。

 同日は盛岡市内で認定式が行われ、畠山本部長が「今年はオリジナル水稲品種の『銀河のしずく』『金(こん)色(じき)の風』がそろって本格デビューする。生産者の思いを全国の消費者に届けてほしい」とあいさつし、本県農畜産物の純情、純粋を表現した純白を基調とする衣装に身を包んだ一人ひとりに認定証と目録を手渡した。

 5人を代表して藤澤さんが「純情産地いわての農畜産物と自然環境に恵まれた岩手県の素晴らしさを全国に伝える大役に身の引き締まる思い。笑顔を絶やすことなく岩手の農畜産物の販売、PRに精一杯努めていきたい」と決意を表明した。

 純情むすめは県産農畜産物のPRやキャンペーン、イベントなどのスタッフとして1989年から公募、採用を続けており、今年で29代目となる。

 活動は7月からスタートする。JAいわて平泉によるトップセールス(7月11、12の両日、東京都)など、年間100回程度の活動を予定している。

 内田さんは「大学で栄養学を学んでいるので自分が学んだことを生かしながら岩手の農畜産物を全国に発信できたらいい」と今後の活動に意欲を見せた。

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