一関・平泉

闇夜に幻想の蛍火 厳美・本寺地区【一関】

美しい光りを放ちながら乱舞するゲンジボタル=6月30日午後8時10分ごろ、一関市厳美町字要害地内

 一関市厳美町本寺地区内で、ゲンジボタルが飛び交っている。見頃は今月上旬ごろまで、草むらなどで乱舞する幻想的な光が訪れる人を楽しませている。

 ゲンジボタルは餌であるカワニナがいる清流などに生息するとされ、同地区では毎年6月下旬ごろから水田や小川、農業用水路などで見ることができる。

 6月30日には同町の骨寺村荘園交流館(若神子亭)が、「ホタルを観る会in本寺」を開催。県内外から親子連れら約50人が参加し、県環境アドバイザー千田典文さんの案内の下、同町字要害地内の休耕田を散策した。

 同日は夕方に雨が降ったことで、気温、湿度いずれもゲンジボタルが出現するのに適した条件がそろい、午後8時ごろから100匹以上のホタルが姿を現した。一定のリズムで光をともしながら、闇夜にさまざまな曲線を描くと、参加者から感嘆の声が上がった。

 山口依智香さん(赤荻小学校4年)は「すごくきれい。小さくてかわいい」と捕まえたホタルをじっと観察。仙台市から家族で訪れた佐藤亮成ちゃん(6)と、弟の柊成ちゃん(3)は「すごい。こんなにたくさん見るのは初めて」と大興奮だった。

 千田さんは「雲で月が隠れて、ホタルを見るにはちょうど良かった。こんなに多く確認できるのは珍しい」と目を細めていた。

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