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県産乾しいたけ 消費拡大へフェア開幕 フェザン21日まで 23店舗が独自メニュー【岩手】

乾しいたけを使った試食品を味わう駅利用者ら

 県やJR盛岡支社などが主催する「おいしい!岩手の乾しいたけフェア2017」は7日、盛岡市内で開幕した。21日までの期間中、盛岡駅ビル・フェザン内の飲食店などで県産乾しいたけを使ったオリジナルメニューが提供される。初日は同駅でシイタケ関連商品の即売会も開かれ、関係者は東日本大震災後に生産が落ち込んでいる県産原木乾しいたけの消費拡大を願った。

 本県素材を通じて地域活性化を目指す「いわて食材発信プロジェクト」の一環。肉厚で歯応え抜群の県産原木乾しいたけを使ったオリジナルメニューを提供し、認知度向上や消費拡大による生産者支援につなげようと、2015年から開催され3回目。

 期間中、同駅やフェザン内の飲食店など23店舗でオリジナルメニューが提供され、素材の良さをアピールする。参加店舗は前回より9店舗多く過去最多となった。

 初日は同駅構内で、乾しいたけなど関連商品が販売されたほか、乾しいたけを使った豚肉とのあんかけご飯などが試食メニューとして提供され、駅利用者の中には、試食をしたり、シイタケの特徴を聞くなどして好みの商品を買い求める姿が見られた。試食した千葉県浦安市の会社員男性(41)は「食感が良くおいしい」と味わっていた。

 県林業振興課の及川明宏振興担当課長は「出荷制限の一部解除によって出荷できる生産者が増えており、販路拡大などに向けPRに努めたい。今後、生産が少しでも上向くよう、制限解除や原木確保などに向け支援したい」と述べた。

 県によると、東京電力福島第1原発事故に伴う出荷制限で、本県の乾しいたけの生産量は10年の201トンから14年には97トンに半減し、15年には83トンにまで落ち込んだ。

 露地栽培原木しいたけについては、国からの出荷制限の指示が出されている県南部13市町の中で、一部解除に伴い2月末現在で171人が出荷可能となり、県内の生産者は619人となっている。一方、出荷制限によって150人余りが出荷できない状況にある。

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