一関・平泉

皆で熱くわっしょい 水かけ神輿本番へ練習【平泉】

神輿を高々と持ち上げて棒を平手でたたく「差し」を練習する児童

 平泉町内で10日、「平泉水かけ神輿(みこし)」の本渡御を1週間後に控え、神輿練習が行われた。参加する小中学生や会員らが練習に汗を流し、16日の本番に向け心意気を示した。

 このうち小学生を対象にした神輿練習は、町営毛越寺駐車場で行われ、参加する4~6年生の児童と平泉総社神輿会のメンバーが参加。神輿の担ぎ方や、担ぎ手が神輿を高々と持ち上げて棒を平手でたたく「差し」、声の出し方、担ぎ手の交代の仕方などを練習し、「わっしょい、わっしょい」と本番さながらに声を響かせた。

 手締めの音頭を取るなど拍子木を担当する平泉小5年三浦舞羽さん(10)は「皆で水をかぶって声を出し合って神輿を担ぐのが面白い。本番は暑い一日になるといい」と練習。母の勧めで初の参加を決めた長島小5年及川謙信君(11)は「みんなで持つので軽いと思ったが、想像以上に重たかった。本番では最後まで担ぎ切りたい」と話していた。

 平泉水かけ神輿は15日に宵宮渡御、16日に本渡御が行われる。

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