花巻

食の創り手マッチング始動 関係者ら、販路拡大へ意欲 花巻と首都圏つなげ!

花巻産農産物の販路、消費拡大などへ力を込める「食の創り手の現場マッチング・PRプロジェクト」の参加者

 花巻市内の生産者と首都圏の食関連事業者をつなげる「食の創り手の現場マッチング・PRプロジェクト」のキックオフミーティングが19日、同市野田のJAいわて花巻総合営農指導拠点センターで開かれた。市内の事業参加者や担当者が顔を合わせ、花巻産農産物の知名度向上や販路拡大へ意欲を高めた。

 生産者と飲食関係者が相互理解を深め、ニーズに合った生産・販売活動を促進する市の新規事業で、東京都での交流イベントをはじめ、市内の圃場(ほじょう)を訪ねる「産地ツアー」、収穫祭イベント、各種情報発信などを企画している。

 市内の事業参加者は6月に開いた説明会を経て14組が決定。コメや野菜、ワイン、白金豚、雑穀、生食・加工ブドウなどさまざまな品目を生産する個人・団体が選ばれ、同日のミーティングには担当職員や市が企画・運営を委託する地域プロモーション事業会社ココロマチ(東京都)のスタッフを含め25人が出席した。

 生産者は一人ずつ自己紹介し、「花巻の食文化を発信、PRし、販売交流を開拓したい」「首都圏の飲食店などに生産物を卸すきっかけがつくれれば」「自分の野菜の使い方を提案し、面白い料理を作りたい」などと抱負を語った。

 市側は24日に都内で開催する交流イベントや8月の産地ツアーの概要のほか、フードコーディネーターやシェフ、流通事業者、デザイナーなど首都圏の事業参加者を紹介。生産者からは「飲食関係の参加者をもっと増やしてもらいたい」「交流イベントは、こちらが新鮮な食材を持ち込み、おいしい食べ方を教えられる機会にしてほしい」などの要望が出された。

 同市石鳥谷町内で40種類のリンゴを栽培する宇津宮果樹園の宇津宮邦昭さん(41)は「20代、30代にもおいしく食べてもらえるように調理のプロと力を合わせたい。新メニューなどを通じ、花巻産リンゴをもっと知ってほしい」と話していた。

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