奥州・金ケ崎

舞台成功へ結束 10月29日公演「万博狂想曲」 町民劇場が旗揚げ【金ケ崎】

第9回金ケ崎町民劇場の成功へ関係者が拳を突き上げて結束を固めた旗揚げ式

 第9回金ケ崎町民劇場の旗揚げ式は20日夜、同町西根の中央生涯教育センターで行われた。実行委員会関係者や劇団員合わせて約40人が集い、10月29日の公演本番に向けて結束を固めた。稽古は今月25日に開始する。

 板宮成悦実行委員長は「町民劇場に関わる者として一生懸命頑張っていくので、皆さんの協力をお願いしたい」とあいさつ。実行委役員の紹介や脚本、演出、スケジュールの説明が行われた。

 劇団長の及川紀美子副実行委員長が「心を一つにし、力を合わせて自分たちの手でつくり上げていく喜びをみんなで感じる発表にしたい。みんなで頑張るぞ」と呼び掛けると、参加者全員で「オー」と声をそろえて拳を突き上げ、舞台成功へ士気を高めた。

 今回の上演作品「万博狂想曲~おらだぢの進歩と調和~」は、町民大学2016シナリオ講座受講者4人によるチーム・カプリチオの共同制作脚本。大阪万博が開かれた1970年を舞台に、金ケ崎で万博を開催しようと奔走する人々の姿など「異質なもの同士の不調和と調和」をテーマとした群像コメディーが繰り広げられる。

 劇団員はキャスト、スタッフ合わせて現在30人ほど。稽古は毎週火曜夜に実施し、8月下旬からは金曜夜を加えた週2回となる。チケット販売は9月7日から。公演は同センターで午前10時からと午後2時からの2回を予定している。

 実行委では引き続き劇団員を募集する。問い合わせは同センター=0197(44)3123=へ。

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