奥州・金ケ崎

常備菜レシピ、手軽に ささえあいの会が研修【奥州】

 安心生活基盤構築事業として奥州市社会福祉協議会が取り組む「ささえあいの会」で、援助活動を担う「まかせて会員」の研修会が24日、同市水沢区の水沢地区センターで開かれた。要望が多いという食事支援に生かそうと、会員が簡単に作れるメニューを学んだ=写真=。

 2017年度第2回の研修会には、衣川区を除く市内各区のまかせて会員10人ほどが参加。料理研究家の及川喜久子さんが「季節の野菜で簡単に作れるおいしい料理」をテーマに、手軽に作れる常備菜レシピを伝授した。

 献立は「新しょうがのガリ」「ナスのからし漬け」などの総菜から、「鮭の混ぜ込みご飯」などのご飯ものなど盛りだくさん。細かく切ったミョウガとかつお節、のり、ごまを麺つゆであえた一品は、その手軽さから特に会員の興味を引いていた。

 市社協地域福祉課の担当者は「生活支援とサービスの輪をボランティアの皆さんで広げていこうとしている。市内に住むだいたい85歳以上の男性からは料理が大変という声がある。今後の会員活動に役立ててもらえれば」と期待していた。

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