北上・西和賀

みちのく芸能まつり前夜祭 成功目指し心一つに【北上】

感謝状受賞団体を代表し、謝辞を述べる岩崎鬼剣舞保存会の八重樫会長(中央)

 第56回北上・みちのく芸能まつり前夜祭は26日夜、北上市大通りのブランニュー北上で開かれた。関係者が一堂に会し、8月4日に開幕する芸能まつりの成功と4年後の第60回に向けレベルアップを誓い合った。

 運営委員や実行委員会の事務局や各部会責任者、出演団体などの代表ら約60人が出席。運営委員会会長の八重樫守民北上観光コンベンション協会長は「4年後(2021年)は芸能まつり60回目となり展勝地開園100周年を迎えるが、ぜひ民俗芸能祭りの一大イベント『日本の祭り』を誘致したい。みんなと共にレベルアップし、さらに一段と力を入れてアピールしたい」とあいさつ。髙橋敏彦市長は「芸能まつりは今や日本一の祭り。4年後は第60回目と市町村合併30周年がある。それにふさわしい祭りになるよう、一歩一歩前進していきたい」と述べた。

 通算50回の出演となる岩崎鬼剣舞保存会、相去鬼剣舞保存会、飯豊鬼剣舞保存会の代表者らに髙橋市長が感謝状を贈呈。受賞団体を代表し、岩崎鬼剣舞保存会の八重樫俊一会長が「50回も出させていただき感謝している。当日は好天を願い、最後まで精いっぱい踊る」と謝辞を述べた。

 石川博文実行委員長は「大切な夏の思い出づくりへ、心よりおもてなししたい」と力強く抱負。実行委員幹部、部会長らも決意を語り、まつりの成功へ心を一つにした。

 芸能まつりは8月4~6日に市内各地で開催。地元をはじめ全国各地から鬼剣舞や鹿踊(ししおどり)、神楽、念仏踊、和太鼓、田植踊などほぼ例年並みの121芸能団体が出演し、約2500人が躍動する。

 

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