県内外

高齢者、詐欺から守れ! 県警 啓発チラシ10万枚作製【岩手】

チラシを手に被害防止を呼び掛ける県警職員

 特殊詐欺の被害防止に向け、県警と県は2017年度、新たに啓発チラシを作製した。被害の4割以上が高齢者であることを踏まえ、ケアマネジャーやホームヘルパー、民生委員の活動を通じて県内高齢者に配布し、被害に遭わないよう警戒を呼び掛ける。

 今年に入って6月末現在の県内の特殊詐欺被害は44件(前年同期比8件減)で、被害総額は約8646万円(同約2606万円減)と、被害の件数、額は減少しているものの依然深刻な状況が続いている。高齢者が被害に遭うケースが多いことから、関係機関と協力して被害防止に向けた啓発活動を展開することにした。同様な取り組みは15年度から3年目。

 チラシはA4判サイズカラー刷り。留守番電話に設定して相手を確認すること、電話や電子メールを受けた後は必ず詐欺を疑うことなどを呼び掛けている。

 電話やメールで、子や孫、役所、銀行、警察などを名乗り、▽お金やカード、通帳、口座▽有料サイトの利用料やギャンブル必勝法▽ATM(現金自動預払機)、コンビニ支払機、電子ギフト券-といったワードが出てきたら詐欺を疑い、すぐに警察に相談するよう注意を促す内容となっている。

 10万枚を作製。ケアマネジャーやホームヘルパー、民生委員らを通じて高齢者宅を訪問する際などに広報してもらい、被害防止につなげたい考えだ。

 県警生活安全企画課の渡辺利美特殊詐欺対策室長は「特殊詐欺の手口は複雑になっているので、簡単に気付いてもらうために作製した。自宅の電話を留守番電話に設定することや、電話やメールがきた際に詐欺を疑い必ずチェックすることで被害を防止できる。電話やメールがきた際には、慌てずすぐ警察に相談してほしい」と呼び掛けている。

 県警の警察安全相談電話番号は♯9110または019(654)9110。

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