創作英語劇 面白く 中学生がキャンプで発表【北上】
北上市と市教委が主催する中学生対象の英語キャンプは1、2の両日、同市和賀町山口のふるさと体験館「北上」で行われ、生徒らがコミュニケーション手段としての英語に接し関心を高めた。
英語キャンプは今年度で4回目。講師のALT(外国語指導助手)4人と生徒同士が2日間とも英語で話し、さまざまな交流活動を通じて英語になじもうと52人が参加した。
2日は8グループに分かれ、宇宙をテーマにした英語劇を行った。各グループが2~4分ほどのオリジナルストーリーを考え、小道具も自作し発表した。
このうちHグループは宇宙でパーティー中に1人の頭に隕石(いんせき)が当たってしまうという内容。各グループのユニークな劇に会場から笑いも起きていた。発表後、熊谷千捺さん(南中2年)は「英語に関心が高まった。友達もでき充実した2日間だった」と振り返った。
お別れ会では各グループから1人ずつ感想を発表。「英語を少し話せるようになり、もっと練習したい」「英語を聞く力が付いたと思う」などとキャンプの成果を強調した。
市教委の高橋亨学校教育課長は「生徒たちが思ったことをたくさん話せるようになり、英語に興味や関心を持ってもらえれば」とキャンプでの成長に期待した。