特産リンドウ全国へ「高原の花ギフト」出荷開始【西和賀】
西和賀町特産のリンドウなど花々を詰め合わせたゆうパック「高原の花ギフト」の出荷が4日、始まった。第1便の出発式が同町川尻の湯夢プラザ前で行われ、関係者がテープカットで祝福。県内や東北、関東などに向かうトラックを見送り、販路拡大に期待を込めた。
出発式には、日本郵便や商品提供者の西和賀産業公社、花巻農協、町などの関係機関、団体から25人が出席。同公社の代表取締役を務める細井洋行町長はあいさつで、市場からの期待感が高いことを紹介し、受注拡大に意欲を見せた。
同ギフトは、同公社と日本郵便が連携し、お盆と秋彼岸の需要期を中心に全国へ発送している。リンドウとユリの組み合わせで価格(送料、消費税込み)は2700円から5000円まで3種類を用意。受け付けは9月15日までで、彼岸用として来月17~22日に配達を希望する場合は来月5日までに申し込む。
同公社によると、同日出荷されたのは11セット。お盆直前の今月7日の週は1日当たり250セット以上の出荷が見込まれるという。今年は昨年よりも約500セット多い約2000セットの受注を目指している。
商品に関する問い合わせは同公社=0197(82)2211=まで。