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盛大附、4強ならず 全国高校野球選手権大会

 第99回全国高校野球選手権大会第12日は20日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝が行われ、本県代表で2年連続10度目出場の盛岡大附は第4試合で、3年連続5度目出場の花咲徳栄(埼玉)に1-10で敗れ、初の4強入りはならなかった。【8面に関連】

 盛岡大附は先制された直後の二回、4番比嘉賢伸主将(3年)の左前打を足掛かりに2死二塁とすると、7番籔内海斗(3年)の左越え適時二塁打で同点に追い付いた。しかし、三回にミスから勝ち越しを許すと、先発三浦瑞樹(3年)が相手打線につかまり、五回には押し出し死球と連打で4点を失った。

 3回戦で本塁打3本を含む19安打を放った強力打線も二回以降は鳴りを潜め、6安打と最後まで流れを引き戻せず、県勢4年ぶりの準決勝進出は果たせなかった。

 盛岡大附は1回戦で前回覇者の作新学院(栃木)を4-1で撃破し、2回戦では松商学園(長野)に6-3で完勝。3回戦は延長十回、済美(愛媛)に12-7で打ち勝ち、チームとして初の甲子園3勝を挙げて春夏連続の8強に進出した。4試合で計46安打、本塁打4本と聖地で持ち前の強力打線の健在ぶりを印象付けた。

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