一関・平泉

のんびり羽休めて 瀧ケ平玉恵さん パラグライダースクール運営【一関】

室根山を望む場所で「つばさカフェ」をオープンした瀧ケ平さん。「のんびり羽を休めてもらえたら」と語る

 一関市室根町矢越字大迎地内にたたずむ、隠れ家のような喫茶店「自家焙煎珈琲つばさカフェ」。室根山を望むことができる同店は、町内でパラグライダースクールを運営する女性が経営し、オープンから間もなく1カ月を迎える。インターネット交流サイト(SNS)や口コミなどで客足は少しずつ増えており、店主は「室根山が見える静かな場所で、のんびり羽を休めてもらえたら」と話している。

 店主の瀧ケ平玉恵さん(52)=一関市室根町=は、宮城県気仙沼市出身。長年、実家の水産加工会社で働きながら室根でパラグライダースクールを運営してきたが、東日本大震災で会社の建物が流出したのを機に、新たな事業として飲食店を始めることを決意。近隣住民から室根山が見える土地を紹介してもらい、整地して店を建てた。

 店づくりではスクールのスタッフにも協力をもらい、内装やテーブルは全て自分たちの手作り。7月末の開店から週6日、木のぬくもりあふれる店内で、自家焙煎のコーヒーや手作りケーキ、モーニングやランチを提供している。

 オープンしてみると、来店するのはSNSを見た地元の高校生や和気あいあいと過ごす女性グループ、1人の時間を楽しむ男性と客層はさまざま。住民からは「地元にこんなにおしゃれな場所ができてうれしい」などの反響もあるという。

 店名の「つばさ」は、自身が関わるパラグライダーやフライトにちなみ、誰もが覚えやすいようにと名付けた。今後はウッドデッキやハンモックの整備も構想している。

 瀧ケ平さんは「室根山から30年以上飛ばせてもらってきた。地域のシンボルである山が見えるこの場所で、お客さんにのんびりとくつろいでもらえるよう、長く愛される店を目指したい」。地域住民が集う新たな拠点となることを願い、きょうもたくさんの客を笑顔で迎える。

momottoメモ

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