県内外

国体遺産、次世代に 1周年で多彩な事業 県 公式ガイド発行【岩手】

市町村などで順次配布される県発行の「岩手国体、全国障害者スポーツ大会1周年記念事業公式ガイドブック」

 県は2016年の岩手国体、全国障害者スポーツ大会から1周年を記念して、9月から2カ月間を「1周年記念事業推進期間」と位置付け、県内各地で展開する文化、スポーツ事業をまとめた公式ガイドブックを発行した。

 同事業は両大会を振り返るとともに、成果をレガシー(遺産)として次世代に引き継ぐ契機として、県内で同期間に実施する文化、スポーツ事業を募集。県内の市町村や団体から応募があった41事業すべてを認定した。

 期間中は▽ラグビーワールドカップ(W杯)2019釜石開催2年前イベント(10月7日、盛岡市)▽希望郷いわて国体・希望郷いわて大会1周年記念大会―未来へのバトン(10月8日、同)▽「わんスポ」スポーツフェスティバル2017(10月9日、同)▽第1回芸術体験イベント(10月7、8日、同)―の4事業をコアイベントに位置付ける。

 ガイドブックはA4判カラーの12ページで、2万部を作製。県内の市町村や文化・体育施設、教育機関、コンビニエンスストアなどで順次配布する。

 両大会の振り返りをはじめ、なぎなたの会場となった一戸町の取り組みや、選手、ボランティアへのインタビューを掲載した。

 1周年記念イベントとして認定された市町村のイベントの日程や内容なども掲載してPRしている。

 このうち県南関係では、北上市の「鬼の館 芸能公演」、一関市の「一関・平泉バルーンフェスティバル」などについて紹介している。

 県文化スポーツ企画室の畠山剛企画課長は「昨年の両大会を思い返してもらうとともに、記念事業を通して大会の成果をレガシーとしてラグビーW杯や東京五輪につなげていきたい」としている。

 

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