奥州・金ケ崎

輝く東北目指し JCフォーラム 課題解決へ意見交換【奥州】

東北青年フォーラムで地方課題の解決策を討論する(右から)三橋さん、森田さん、杉村さん

 東北青年フォーラムin奥州(日本青年会議所東北地区協議会主催)は2日、奥州市水沢区の市文化会館(Zホール)などで開かれた。東北6県の77青年会議所(JC)から会員約1500人が参加。パネルディスカッションなどで東北が抱える課題の解決策と未来への可能性を探った。

 オープニングセレモニーで石田全史同協議会長が「社会問題に対して行動する意識を高め、会員相互の結束を固める場。奥州市の魅力を体感できるフォーラムとなるよう祈念する」とあいさつ。

 来賓の達増拓也知事、小沢昌記市長らが祝辞を述べ、開催地の阿部由起男水沢青年会議所理事長が「東北は一つを合言葉にネットワークを広げ、東北を活気づける運動を奥州の地から発信したい」と述べた。

 大会スローガンは、大胆な発想から「大風呂敷」と揶揄(やゆ)された同市出身の政治家後藤新平にちなみ「見果てぬ夢へ!―拡げよう無限の創造力―輝く東北をつくるのはオレたちだ‼」。

 討論会では、経済評論家三橋貴明さん、北海道夕張市の元診療所長森田洋之さん、元衆議院議員杉村太蔵さんの3人をパネリストに人口流出や少子高齢化、経済低迷などの解決策を考えた。

 討論は「東北の未来へのイメージ」「何が一番問題か」「明るい未来をつくるため何が必要か」など、スマートフォンを使った会場参加者のアンケート結果を基に進行。

 少子化に関し、三橋さんは「実質賃金が下がっていることと、地方から東京に出た若い女性が結婚しないため」と説明。杉村さんも「若い女性は東京でそんなに幸せでない」と同調した。

 森田さんは、南の島国の出生率が高いことに触れ「女性も子供もコミュニティーが強固。賃金は高くないが、みんなで育ててくれるから子育てがすごく楽」と紹介。三橋さんも「東京は完全に個別化して生きている」と補足した。

 杉村さんは「自分たちが住む地域の魅力を発信し、故郷に帰ってこいというメッセージを送ることが大事だ」、森田さんも「自分の生活に誇りを持って東京、大阪に向けて発信し、外から来た人をやさしく受け入れるまちになって」と語った。

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