来月、すこっぷ三味線大会 夏油高原スキー場で 出場者・団体募集も【北上】
第4回すこっぷ三味線県大会(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は、10月8日に北上市和賀町岩崎新田の夏油高原スキー場で開かれる。大会関係者は「県外からの参加も見込まれ、大会を大いに盛り上げたい」と張り切っている。
大会は、スコップを三味線に見立て、個人と団体の2部門でユニークな演奏パフォーマンスを競う。
優勝者・団体には浄法寺塗りのスコップが贈呈される。また、12月3日に青森県五所川原市で開催される第11回津軽すこっぷ三味線世界大会に推薦で出場できる。
県大会当日は午前10時から個人の部、午後1時から団体の部をそれぞれ開始。合間に盛岡市出身の演歌歌手三浦わたるさんが歌を披露。第10回世界大会団体の部優勝と県大会チャンピオンの湯の杜ホテル志戸平、世界大会団体の部準優勝の○○スコッパーズなどが出演し、華やかな「演奏」を繰り広げる。
今年の大会には県外をはじめ、初の外国人や小学生の出場も予定。実行委は「すこっぷ三味線が男女、年齢を問わず定着してきた」と語る。
団体の部発表後は、津軽すこっぷ三味線の舘岡屏風山家元や師範のひょっとこ太郎さん(北上市)、ぶんめいさんらが貫禄あるステージを披露し、すこっぷ三味線の魅力を伝える。
大会長の菅野良和さんは「回を重ねるごとに幅広い層からすこっぷ三味線が支持され、岩手のレベルも上がってきている。ユニークなパフォーマンスで一日中楽しんでほしい」と話し、大会参加と来場を呼び掛ける。
当日は夏油高原紅葉まつりと同時開催。個人の部(15人)、団体の部(15団体)の出場申し込みを15日まで受け付けている。問い合わせ先は実行委事務局=090(3982)0389=。