一関・平泉

驚き 科学の入り口 東大CAST 藤沢中で出前授業【一関】

空気砲で紙コップのタワーを崩し、歓声が湧いた藤沢中での東大生出前科学授業

 一関文化会議所(内田正好理事長)が主催する東大生出前科学授業は6日、一関市内の中学校で2日間の日程で始まった。初日は藤沢中学校(鈴木秀行校長、生徒196人)で行われ、実験を通じて科学の面白さ、楽しさを学んだ。

 子供たちに科学に親しみ、興味を持ってもらおうと実施しており、今回も各地でサイエンスショーやイベントを行っている東京大サイエンスコミュニケーションサークル「CAST」を招いた。

 同校には8人のメンバーが訪問。1年生35人を前に大型の空気砲を使い、積み重ねた紙コップを空気の力で倒すアトラクションを見せた。

 生徒たちは、4班に分かれてレーザー光線や液体窒素、磁石、ドライアイスなどを使った実験を体験。低温の液体窒素を使って、膨らませた風船がしぼみ、取り出して元に戻る様子などに見入っていた。

 佐々木翼玖君は「いろんな実験に参加し、科学のことを教わることができた」、佐藤颯君は「しぼんだ風船が次第に膨らむのが面白く、科学の楽しさを学んだ」と語っていた。

 最終日の7日は一関東、川崎の両中学校で開かれる。

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