北上・西和賀

今年も変わらず美味 二子さといも初出荷式【北上】

二子さといも初出荷式で芋の子汁を味わう生産者ら

 二子さといも初出荷式は7日、北上市二子町のJAいわて花巻北上地域二子さといも選果場で行われた。関係者らが秋の味覚の初荷を積んだトラックを見送り、市場でも評価が高い同地区特産の二子さといもの消費拡大をPRした。

 JAと生産者、県、市関係者や来賓らが出席。阿部勝昭JAいわて花巻組合長が「生産者の日ごろの努力と栽培技術で初出荷を迎えることができた。大雨で冠水した圃場(ほじょう)もあったが、今年もおいしい二子さといもを提供していく」とあいさつ。髙橋敏彦市長らが祝辞を述べた。

 同日は市場向けに718キロの二子さといもがトラックに積み込まれた。阿部組合長らによるテープカット後、出席者全員が拍手でトラックの出発を見送った。

 会場では芋の子汁が振る舞われた。高橋豊同JA北上地域野菜部会さといも専門部長は「今年も変わらずいい味だ。例年並みの数量を確保して特産の味を届けたい」と力を込めた。

 生産者の八重樫イマ子さん(66)=同市二子町=は「いつものようにおいしい。丹精込めて作った二子さといもを多くの人に味わってほしい」と期待を寄せた。アトラクションとして二子保育園の年長児23人が鬼剣舞を披露した。

 二子さといもは独特の強い粘りとこく、口の中でとろける食感が特徴。2017年産は約40ヘクタールの圃場で120戸の農家が栽培。7月までの好天で順調に生育したが、8月に入ると日照不足が影響し、作柄調査で平年を下回る結果に。今後は天気の回復とともに子芋の肥大と品質向上が期待される。今年の目標は出荷量200トン、販売額7600万円とした。

 二子さといもについては産地保護と品質向上、生産拡大に向け生産者らが「二子さといも協議会」を組織し、農林水産省の地理的表示保護制度(GI)登録を目指している。8月下旬に登録申請した。

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