奥州・金ケ崎

鉄道一色 親子で夢中【奥州】

親子連れらでにぎわっている「鉄道フェスタ2017inZホール」

 「鉄道フェスタ2017inZホール」(岩手鉄道模型仲間の会主催)は9日、奥州市水沢区佐倉河の市文化会館(Zホール)で始まった。勢ぞろいした鉄道模型が親子連れらをくぎ付けにしている。10日まで。

 鉄道フェスタは、同区を拠点に活動する同会が発足した21年前から毎年開催。鉄道ファンだけではなく、子供から大人までが楽しめるイベントとして人気がある。

 今年も会員のほか、アマチュア鉄道模型連絡会などが協力。リアリティーを追求した模型の数々を持ち寄り、走行シーンを再現した。

 中ホールにはNゲージ(線路幅9ミリ)のモジュールレイアウト、HOゲージ(同16・5ミリ)の周回レイアウトなどが設置され、列車が走る町並みが出現。Nゲージの夜間運転や鉄道玩具「プラレール」の走行展示、ミニSLの運転、出張おもちゃドクターの修理、駅弁や鉄道関連グッズの販売も行っている。

 初日の屋外会場では、軌道工事を手掛ける第一鉄道(北上市)による作業体験もあり、線路維持の最前線をアピールした。

 同会の佐藤徳代会長は「21回目を迎えたフェスタは、スタッフやボランティアの協力、口コミもあって多くの人が集まるイベントに成長した。来場者に満足してもらうのはもちろん、自分たちも楽しみながら続けていければ」と話している。

 最終日の開催時間は午前10時~午後4時。入場無料。

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