大迫「神楽の日」10周年 4団体 16日に記念公演【花巻】
花巻市大迫町に伝わる神楽の定期公演「神楽の日」の10周年記念公演(大迫神楽の日実行委員会主催)は、16日午後1時から同町の大迫カントリープラザで開かれる。町内の4団体が約7時間にわたり、15演目を繰り広げる。
大迫交流活性化センターを会場に行われている神楽の日は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産の岳、大償の両神楽と市指定無形民俗文化財の八木巻神楽が、毎月第2日曜日に3交代で出演する月替わり公演。2008年度のスタート以来、県内外にファンを拡大し、16年度までの累計入場者数は1万2000人に上る。
記念公演には3団体に加え、市指定無形民俗文化財の合石神楽が出演。開会イベントに続き、午後1時15分ごろから合石神楽、2時55分ごろから八木巻神楽、4時40分ごろから大償神楽、6時25分ごろから岳神楽が演目を繰り広げ、午後8時ごろ閉会の予定。
チケットは前売り800円、当日1000円。小学生以下無料。問い合わせは市大迫総合支所内の実行委=0198(48)2111=へ。
予定されている演目は次の通り。
▽合石神楽「三番叟」「龍殿」「山の神舞」▽八木巻神楽「岩戸開舞」「鞍馬舞」「五穀舞」「八島舞」▽大償神楽「水神の舞」「山の神舞」「天降り」▽岳神楽「悪神退治」「汐汲」「天降り」「諷誦」「権現舞」