北上・西和賀

高齢者向け 園児も満足 市社協配食サービス事業 相互理解へ献立交換【北上】

高齢者向け弁当のメニューをおいしそうに食べる園児たち

 北上市相去町の相去保育園(及川美智子園長、園児67人)で15日、給食に高齢者向け弁当のおかずが提供された。園児たちは、お年寄りに配慮したメニューを楽しく味わった。

 献立交換は、市社会福祉協議会が実施する高齢者配食サービス事業の一環。高齢者に届ける弁当の献立と、保育園や小学校の給食メニューを交換し、互いの食事を理解してもらおうと2015年度から実施している。

 同日の配食サービスの献立は▽おからハンバーグきのこあんかけ▽酢みそあえ▽さつま汁▽ミニトマト―など。髙橋映美栄養士によると「塩分控えめで栄養バランスに配慮し、旬を感じさせるメニュー」で、年長児の部屋では11人の園児が味わい「おいしい」と笑顔。

 鮎田暖空ちゃんは「ハンバーグが一番好き」、佐藤星愛ちゃんは「おうちでも食べたいな」と語り、箸を動かしていた。

 14日は同園の給食献立を弁当に取り入れ、14人の高齢者に配食された。エビフライや鶏肉と野菜のうま煮、レバーそぼろなど園児に人気のメニューをそろえた。

 6月からサービスを利用している同市大堤西の伊東十五子さん(76)は「子供たちの給食メニューを食べられてうれしい。工夫して作られ、とてもおいしい」と語った。

 工藤司葉市社協地域福祉課主査は「子供もお年寄りもお互いの食事を理解してくれたのでは。食への関心を持ち続けてほしい」と期待を寄せた。

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