奥州・金ケ崎

新たな特産に期待 和光活性化委 ジェラート試験販売【金ケ崎】

和光地区活性化実行委が駒子の湯で試験販売を開始した地区産生乳使用のミルクジェラートは温泉客らに好評

 和光地区活性化実行委員会(委員長・倉田和弘和光地区自治会長)は17日、金ケ崎町西根和光の金ケ崎温泉駒子の湯で、ミルクジェラートの試験販売を開始した。甘さ控えめ、地元産生乳100%の味わいで、湯上がりの利用客らに喜ばれている。今後、10月までの日曜のうち計4回、販売を計画し、同施設での本格的な販売も視野に入れている。

 初日は125個分(1個110グラム)を用意し、町内外から訪れた温泉客が生乳の豊かな味を堪能した。月2回ほど同温泉を利用している菅原英樹さん(69)=一関市花泉町=は風呂上がりに購入し、「牛乳の味わいもしておいしい」と笑顔で頬張った。

 ジェラートは新たな地場産品として、おおのミルク工房(洋野町)に加工委託し2017年度から開発を進めている。同実行委によると、8月に「農業まつり&米の日」など町内3イベントで行った試験販売ではいずれの会場でも完売するなど好評で、今回は同施設の協力を得て行っている。

 倉田委員長は「状況を見ながら好評であれば(同施設で)本格販売したい。地元のブルーベリー、イチゴやアスパラガスなど金ケ崎の特産品を交えてやっていければ」と語っている。

 試験販売は24日と10月1、15、29日の午後1時30分から5時まで実施。各日限定125個で1個250円(税込み)。売り切れ次第終了する。11月12日には西部地区生涯教育センターで開かれる「西部まつり」でも販売を予定している。

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