奥州・金ケ崎

「生き生き」を先導 内閣府 髙橋さん(水沢南老ク連絡協会長)エイジレス章【奥州】

エイジレス・ライフ実践事例で2017年度エイジレス章を受賞した髙橋さん

 地区の老人クラブ会長などを務める奥州市水沢区南大鐘1丁目の髙橋安三郎さん(88)は、内閣府の2017年度エイジレス・ライフ実践事例でエイジレス章を受けた。高齢者の生きがいづくりなどのリーダー役を担うほか、演芸一座を結成して東日本大震災被災地へのボランティア訪問を続けていることなどが評価された。

 県南広域振興局保健福祉環境部によると、エイジレス章は年齢にとらわれず、自らの責任と能力において自由に、生き生きとした生活(エイジレス・ライフ)を実践している高齢者を対象に内閣府が表彰している。

 個人を対象としたエイジレス・ライフ実践事例、団体対象の社会参加活動事例で実施し、今年度は全国の55人と46団体を表彰。本県ではエイジレス・ライフ実践事例で髙橋さん、関谷德實さん(大槌町)、藤井了さん(釜石市)の3人が選ばれた。

 髙橋さんは地元老人クラブ・水沢南大鐘寿会の理事を経て08年から会長。14年からは水沢南地区老人クラブ連絡協議会長も務め、地域全体の高齢者の生きがいや元気・健康づくり、高齢者福祉のまちづくりにおけるリーダーとして活躍している。

 また、震災復興支援を目的に舞踊の仲間に呼び掛けて14年に水沢南大鐘寿会「演芸みなみ寿座」を結成。座長として被災地の仮設住宅施設を訪問し、演芸ステージなどを通して被災者の心の癒やしにつなげている。3年間で計8回、19カ所で行い、現在も継続している。

 このほか、福祉施設への出前ボランティア訪問や、水沢地方交通安全協会水沢南分会役員として登下校児童の安全見守りボランティア、高齢者の交通事故防止活動などにも取り組んでいる。

 伝達式は28日に奥州市水沢区の奥州地区合庁分庁舎で行われ、髙橋さんのほか、共に活動に取り組んできた水沢南大鐘寿会事務局長の村上徳也さん(82)=同区字南大鐘=が出席。同部の藤尾修部長から髙橋さんに賞状と盾が手渡された。

 髙橋さんは「徳也さんの協力を得ながら動いて、やってきた。特に震災で苦しい生活をされていた方に対して笑いを誘う会ができたことは、大変楽しいことだった」と振り返る。「年には関係なく、頑張っていこうと活動している。これからも続く限りやっていきたい」と決意を新たにした。

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