県内外

3区候補者の横顔 藤原崇氏 「イクメン」ぶり発揮中

 初当選から2期、5年近くが経過。国会の合間を縫い地元に戻り、地域行事に小まめに顔を出す。「現場に答えがある。小さな集落のお祭りや消防団の屯所で車座になって出た話は、全て政策のヒントになる。岩手をしっかり歩いて、声を聞くことが一番」と、変わらぬ信条を貫く。

 弁護士資格取得後、東京都内の法律事務所に勤務。刑事事件を多く担当した。「弁護人は、相手に心を開いて話してもらわないといけない。いろんな経歴の方々と向き合ってきたが、それは政治家も同じ。膝詰めで話をする大事さを学んだ」。この経験が政治家の原点になっている。

 前回衆院選のさなか、誕生した長男は2歳。家庭にいる時は食器洗いや風呂掃除をこなし、数少ない休みには子供と出掛けたり風呂に入れる「イクメン」ぶり。都庁職員の妻典子さん(38)は育休中だが「家内も仕事に復帰するので、男も家事、育児の負担を引き受けていかないと」と男女共同参画社会の構築へ自ら実践していく考えだ。

 中学から陸上競技を始め、高校と大学では競歩で鳴らした。今も週に数回ランニングで汗を流し、マラソン大会にもエントリーする。特技は「体力勝負なので、いつでも寝られること」。趣味はないが、鳥獣被害の現場を垣間見て「落ち着いたらわな猟をやってみたい」と興味を示す。

地域の記事をもっと読む

県内外
2024年4月19日付
県内外
2024年4月19日付
県内外
2024年4月19日付
県内外
2024年4月19日付