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花巻東、4強入り 黒沢尻工はコールド負け 秋季高校野球東北大会

【由利工―花巻東】花巻東七回、5番小松平の打球処理の間に三走谷が生還し1点を返す=15日、福島県・開成山球場

 第70回秋季東北地区高校野球大会は3日目の15日、福島県の県営あづま球場(福島市)と開成山球場(郡山市)で準々決勝が行われ、本県第1代表の花巻東は由利工(秋田第3)に4-2で逆転勝ちし、6年ぶりの準決勝進出を決めた。第2代表の黒沢尻工は能代松陽(秋田第1)に0-7で八回コールド負けし、40年ぶりの4強入りはならなかった。【9面に関連】

 花巻東は二回に2点を先制されたが、七回に適時内野安打など4安打で4点を奪って試合をひっくり返した。先発西舘勇陽(1年)は三回以降、調子を取り戻し、2安打2失点で完投した。

 黒沢尻工は先発菅原大夢(2年)が一回、3安打に失策も絡んで2点を献上すると、五回から毎回得点を許した。打線は1安打のみと、相手主戦に完璧に抑え込まれた。

 県勢の4強入りは3年連続。16日は休養日で試合はなく、17日に県営あづま球場で準決勝が行われる。花巻東は44年ぶりの決勝進出を目指し、日大山形(山形第3)と対戦する。

momottoメモ

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