定住力強化など4項目 西和賀町長選 内記氏が公約発表
任期満了に伴う西和賀町長選(11月7日告示、同12日投開票)に立候補を表明している前町林業振興課長の新人内記和彦氏(56)=沢内字前郷=は16日、町内で記者会見を開き、公約を発表した。
内記氏は▽健康と暮らしの質を高め定住力強化▽西和賀らしさを生み出す産業の強化と景観形成▽西和賀の今と将来の人材確保につながる教育と文化環境の整備▽行財政の見直しによる業務の効率化と効果の最大化-の4項目を公約に掲げた。
高齢化が進む中、特に「除雪や交通手段の確保、冬場のエネルギーコストの軽減など住民の負担解消に努め、暮らしの質を高めていくことが重要だ」と強調。これら取り組みを進めるため「行政主導ではなく、住民との対話を積み重ねて、住民主体のまちづくりを進める」との考えを示した。
町長選には3選を目指す現職細井洋行氏(68)=湯本=も立候補を表明している。