県内外

台風21号 県、警戒本部を設置【岩手】

 台風21号の接近に伴う災害発生の可能性を踏まえ、県は22日午後0時30分に災害警戒本部を設置した。国や県、専門家で構成する県風水害対策支援チームの助言を受け、早期の警戒態勢確立と避難準備・高齢者等避難開始の発令を含めた適切な対応を取るよう、県内全市町村に求めた。

 県によると、台風は23日朝から昼前にかけて本県に最接近し、沿岸と内陸の山沿いを中心に雷を伴って1時間に70ミリの非常に激しい雨が降る見込み。同日正午までの24時間雨量が200ミリに達する所もあるとみている。

 また、同日朝は暴風が予想され、大潮と満潮が重なる時間帯は高潮による浸水や冠水に警戒が必要だとしている。

休校措置や列車運休も きょう 県内

 県が発表した台風21号の接近に伴う対応状況(22日午後3時現在)によると、遠野市内の小中学校が23日の休校を決めたほか、宮古市や大槌町が避難準備・高齢者等避難開始を発令した。また、JR盛岡支社によると、23日は東北線の一部列車が運休し、大船渡線は始発から正午ごろにかけて運休が発生する見込み。

momottoメモ

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