羽織、振り袖 似合う? ベトナムの学生が着付け体験【一関】
第22回日越教育交流事業で一関市を訪れているベトナムの学生は23日、着物の着付けを体験した。振り袖や羽織に袖を通し、日本の伝統文化に触れた。
一行は、同事業を担当する藤沢町国際交流協会(岩渕英生会長)の招きで20日に来日したホーチミン貿易大の学生5人(男子2人、女子3人)。
同日は同市藤沢町の館ケ森アーク牧場やリンゴ園などを訪れた後、藤沢市民センターで着付けにチャレンジした。
同町の着付け講師須藤千代子さん(82)や同協会理事の指導で、男子は羽織はかま、女子は振り袖を着て大はしゃぎ。互いに見せ合い、写真を撮り合っていた。
ドォン・ヴィン・グェンさん(19)は「日本の着物は素晴らしい。たくさん写真を撮りました」、ファーム・クィン・ニゥーさん(21)は「初めは苦しかったけどすぐに慣れた。きれいな着物が着られてうれしい」と語り笑顔を見せた。