奥州・金ケ崎

野球肘 早期発見へ 整形外科医ら児童検診【奥州】

整形外科医らが野球肘をチェックした検診

 奥州市内の整形外科医ら有志による野球肘検診が5日、同市江刺区の江刺中央運動公園で行われた。野球などで軟骨に負担がかかり過ぎると痛みが出る障害で、早期発見による治療につなげるため、胆江地方で初めて行われた。野球スポ少の児童が競技の継続に向けて肘をはじめ肩や腰の痛みのチェックに臨んだ。

 同市内の整形外科医をはじめ理学療法士やトレーナーら有志は、野球に取り組む小学生にも野球肘が多いことから、早期の発見・治療により将来の障害を未然に防ぐことを狙いに野球肘検診を初めて実施した。

 同日は、同公園野球場で行われた第24回江刺署長杯さわやか少年野球大会に合わせて実施。医師ら13人がボランティアで参加し、肘と肩、腰の触診した後、超音波検査装置で軟骨の剝離など肘の状態を入念にチェックした。

 遠藤太一君(岩谷堂小6年)は、普段は痛みを感じなかったものの、検診の結果、肘の軟骨が剝がれていることが分かった。母親のなおみさん(42)は「しばらく休めば治ると言われた。これからはシーズンオフなので、投げることはやめさせて、一度病院を受診したい。これからも野球を続けるためには、見つけてもらって良かった」と話した。

 大歳憲一医師(46)は「今後は選手が集まる機会を利用して定期的に実施していきたい。早期に発見し、治療につなげることで、子供たちには中学や高校、大学などでも選手として活躍してほしい。保護者の意識啓発にもなれば」と取り組みを継続していく考えだ。

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