一関・平泉

夜闇に浮かぶ青き浄土 糖尿病デーライトアップ【平泉】

世界糖尿病デーを前に青く照らし出された観自在王院跡

 国連が定める「世界糖尿病デー」(14日)を前に、建物などを青く照らして糖尿病根絶を呼び掛けるブルーライトアップが平泉町の観自在王院跡で始まった。平泉の世界遺産を構成する浄土庭園を青色に染め、糖尿病の予防を啓発している。11日まで。時間は午後6~9時。

 10日夕、園池の中島の樹木を照らすように設置した20本の青色蛍光灯を点灯。浄土庭園の池の水面には青く照らし出された樹木が映り込み、夜の闇に幻想的な光景が浮かび上がった。

 観自在王院跡のブルーライトアップは、平泉ブルーライトアップ実行委員会(引地勲実行委員長)が2013年度に開始。県糖尿病協会顧問の引地委員長は「厚生労働省の昨年の国民健康・栄養調査で糖尿病が疑われる成人の推計は過去最高の1000万人を超えた。県内の糖尿病患者は全国の中でも多く、ライトアップが糖尿病を早期に発見して治療を行い、運動で予防に努めるきっかけになれば」と語る。

 世界糖尿病デーは、糖尿病治療に用いられるインスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日にちなんで制定。同実行委によると、ライトアップはエンパイアステートビルやエッフェル塔、万里の長城など世界約180カ所で行われ、県内では同史跡のほか、盛岡市の開運橋でも行われる。

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