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減塩、味もしっかり 県味噌醤油工業協組 だしつゆ、ポン酢販売【岩手】

「いわて健民のだしつゆ」「いわて健民のポン酢」と「いわて健民納豆」をPRする県味噌醤油工業協同組合の関係者

 県味噌醤油工業協同組合(佐々木博理事長、加盟18社)は、県民の減塩に貢献しようと2016年に開発した減塩対策しょうゆをベースにした「いわて健民のだしつゆ」と「いわて健民のポン酢」の販売を始めた。通常品に比べ塩分を25%カットしており、「塩分を気にせず食を楽しんでほしい」とPRしている。

 新商品はいずれも県内の醤油製造元5社のしょうゆをブレンドして開発した減塩対策しょうゆ「いわて健民」をベースにしている。だしつゆはサバとカツオのだしやシイタケ、コンブを利かせており、ポン酢はゆず果汁のさわやかな酸味が特徴。通常品に比べ塩分を25%減らしており、塩分を体の外に排出するカリウムを25%多く補うことで体内の塩分蓄積率も半分程度になるという。また、しょうゆのブレンドなどで味の深みは従来通り確保しているという。

 15日には新商品の開発に参画した浅沼醤油店(盛岡市)、八木澤商店(陸前高田市)、佐々長醸造(花巻市)、宮田醤油店(雫石町)、大黒醤油(軽米町)の5社が盛岡市内で発表会を開き、報道関係者にだしつゆとポン酢を発表。併せて、鈴清食品(一関市)が販売開始した減塩対策しょうゆをたれに使った「いわて健民納豆」も紹介した。

 同組合は本県の脳卒中死亡率が全国ワーストとなったことなどを受け、減塩に貢献しようと5社が参画して減塩対策しょうゆを開発。同しょうゆは昨年12月以降2万7000本余りを出荷しているが、近年はしょうゆの出荷量が減少傾向にある一方、しょうゆ加工品が増加していることなどを踏まえ、だしつゆとポン酢を新たに開発した。

 浅沼醤油店の浅沼宏一社長は「個性が違うしょうゆを組み合わせた減塩対策しょうゆをベースにしただしつゆ、ポン酢は今までの物に比べ物足りないものではなく、しっかりと満足のできる味の商品に仕上がった。あまり塩分を気にせず、ぜひ食を楽しんでほしい」とアピールしている。

 だしつゆ、ポン酢とも県内で15日から販売開始した。いずれも1本300ミリリットル入りで参考小売価格352円(税別)。

 

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