北上・西和賀

ツール・ド・フランス出場 新城選手が監修 サイクリングコース整備【北上】

サイクリングコースを実走して監修する新城選手(右)。中央は髙橋市長

 スポーツツーリズムを推進する官民共同組織のスポーツリンク北上は、自転車ロードレースの世界大会ツール・ド・フランスに出場している新城幸也選手(33)=沖縄県石垣市出身=監修によるサイクリングコースの整備を北上市内で進めている。完成すれば新城選手の名を冠する全国初のコースとなる。新城選手は16日、予定コースを実走も交えて視察した。

 コース整備は、市民の健康増進や交流人口の拡大につなげるのが目的で、スポーツ庁からの補助を受けている。運動別に4分野で進め、第一人者の監修で付加価値を高める方針から、今回は新城選手に協力を依頼した。

 新城選手は現在バーレン・メリダ所属でフランス在住。2009年にツール・ド・フランス、10年にジロ・デ・イタリアに出場し、2大会で完走した日本人初の選手。05年の全日本選手権、11年のアジア選手権では優勝し、12年のロンドン五輪48位、16年のリオデジャネイロ五輪27位の成績を残している。

 コースは総延長が100キロで、市内16地区を網羅。JR北上駅周辺を発着点とし、樺山遺跡や多聞院伊澤家、江釣子のすず(湧き水)など各地区の名所をたどる。同組織会長の髙橋敏彦市長がサイクリングを愛好していることから、お薦めのルートも盛り込む計画。

 新城選手は同日、髙橋市長らの案内で北上川東岸地域などを試走。コースの特徴を「路肩も広くサイクリングには最適。車で走るときともスピードが違うので、目に入る景色に毎回新しい発見があるはず。いきなり100キロは厳しいので、30キロや50キロなど少しずつ楽しんでほしい」とアピールした。

 出身地の石垣市は北上市との友好都市。「自分の名前が入ったコースは石垣にもまだなく、うれしい限り。自分の脚質にも合うコースなのでレースでも走ってみたい」と笑顔を見せていた。

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