児童ら病院で歌声披露【奥州】
県南地方の小中学生でつくる「Zホール児童合唱団」(団員24人)は18日、奥州市水沢区佐倉河の胆江病院(上田雅道院長)を訪れ、患者らにハーモニーを披露した=写真=。
地域と交流を図ろうと、同院がデイケアフェスティバルの関連イベントとして招待。団員21人が患者や同院関係者らを前に、「世界に一つだけの花」「気球に乗ってどこまでも」「ふるさと」など5曲を歌った。
同合唱団にとって施設などを訪問しての発表は初。団員たちは緊張した面持ちで、練習を重ねた歌声を精いっぱい聞かせ、聴衆から大きな拍手を受けた。
同院の熊谷三也デイケア科長は「精神科の患者さんは地域交流が限られるため、合唱団に元気を分けてもらおうとお呼びした。今後もこういった機会を設けていきたい」と話していた。