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「いわて家庭の日」絵画・ポスターコン 最優秀に佐藤さん（前沢中３年） 父娘のつながり描く
県青少年育成県民会議（佐藤勝会長）の２０１７年度「いわて家庭の日」絵画・ポスターコンクールの表彰式は19日、北上市新穀町の市民交流プラザで行われ、最優秀賞の２人を含む入賞者が表彰を受けた。
同コンクールは、同会議が主唱する毎月第３日曜日の「いわて家庭の日」の普及啓発と、家族とのつながりや触れ合いについて考えてもらおうと06年度から実施。今年度は児童の部に前年と同数の１７６点、生徒の部に前年の倍となる30点の応募があった。
審査の結果、最優秀賞には児童の部で関柚希さん（盛岡市立仁王３年）、生徒の部で佐藤千夏さん（奥州市立前沢中３年）がそれぞれ輝いた。両部門の最優秀賞と優秀賞、優良賞合わせて12点が入賞した。
表彰式で、佐藤会長は「家庭の明るさや心のつながりが描かれ、心に伝わる素晴らしい作品だった」と評価し、入賞者一人ひとりに表彰状を授与した。
佐藤さんは「夕やけ笑顔」と題し、女児が父親の顔をつねる一こまを描いた。単身赴任中の父親が月一回ほど帰宅するときの一家だんらんが楽しみといい「笑顔で円満な理想の家庭を、岩手みんなで築けたらと願いを込めた。（最優秀賞は）うれしいし、びっくりしている。中学のいい思い出になった」と喜びを語った。
優秀賞、優良賞は次の通り。（敬称略）
◇児童の部▽優秀賞＝松本來琉未（九戸村立江刺家２年）伊藤優空（北上市立江釣子４年）▽優良賞＝佐藤渚子（大船渡市立越喜来３年）内澤璃々（軽米町立軽米４年）高橋桜（江釣子４年）葛西瑞希（軽米４年）小野寺まゆ香（奥州市立南都田６年）
◇生徒の部▽優秀賞＝佐藤愛果（北上市立上野中２年）▽優良賞＝平野真菜美（奥州市立衣川中１年）藤村綾乃（岩手女子高２年）
