奥州・金ケ崎

友達と集団生活 永岡小児童 4泊5日で通学合宿【金ケ崎】

荷物を持って各自の部屋に向かう合宿参加の永岡小児童

 県立県南青少年の家主催の宿泊通学合宿は19日、金ケ崎町永沢の同青少年の家で始まった。近くにある永岡小学校の参加希望児童が23日まで4泊5日の日程で集団生活しながら学校に通い、人との関わりや基本的な生活習慣を学ぶ。

 家庭生活から離れた環境で学年を超えた共同生活や体験活動を通して集団生活でのルールやマナーを身に付ける狙い。2016年度に3泊4日の日程で初めて実施し、今回が2回目。

 同校4~6年生が対象で、初めての4年生11人と経験者が多い5、6年生を合わせて27人が参加。初日午後に開会式を行い、佐々木哲也所長が「友達と助け合いながら最後まで頑張って楽しく過ごしてほしい」と激励した。

 ともに5年生で参加2回目の加藤春花さん、若狭結菜さんは「友達と一緒にいろんな話ができるので、テレビやゲームがなくても平気。いろんなことをしたい」と意欲的に話した。

 子供たちは、朝6時に起きて清掃や朝食後、平日3日間は送迎バスで登校。夕方に下校して夕べのつどいで宿題、夕食後は日替わりの「お楽しみ夜の活動」で科学実験やアイスクリーム作り、創作活動などに取り組み、入浴して夜9時30分に就寝する。

 4年生の次女を初めて参加させる北條さち子さん(41)は「ちょっと長いので心配はあるが、なかなかできない体験。楽しいことやつらいことを含めいろいろ学んでくれれば」と話し、合宿を経て再会する子供の成長を楽しみにしている。

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