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食育でみんな元気に! 「お弁当」テーマに県民大会 図画、標語コン表彰も【岩手】

食育推進図画・ポスターコンクールで最優秀賞となり、県食育推進県民大会で賞状を受ける江釣子小6年の藤田さん

 県食育推進県民大会(県、県食育推進ネットワーク会議主催)は23日、盛岡市内で開かれた。2009年度に始まり、第8回となる17年度は「お弁当」がテーマ。貢献者の表彰や事例発表、基調講演を通じて食育に対する関心を高め、普及・推進に向け認識を深めた。

 「おべんとう ひとつひとつが たからもの! 食育でみんな元気に!」をテーマに掲げ、食育に携わる関係者、親子連れなど約300人が参加した。

 主催者を代表して千葉茂樹副知事が「全ての県民が食について改めて考え、心身の健康増進と豊かな人間形成につながる食育を推進する機会となることを期待したい」と達増拓也知事のあいさつを代読。今年度県食育貢献者として本県の郷土料理・食文化の普及に貢献した米田カヨさん(二戸市)と出前講座の開催などで木の器を通じた食育活動の分野を開拓した大野木工生産グループ(洋野町)を表彰した。

 同ネットワーク会議の菅原悦子会長らが今年度県食育推進図画・ポスターコンクールで最優秀賞に輝いた藤田若葉さん(北上市立江釣子小6年)ら入賞者10人と食育標語コンクールで最優秀賞となった德田陽与さん(雫石町立雫石中1年)ら入賞者35人を表彰し、来賓代表で佐々木順一県議会議長が祝辞を述べた。

 食育実践活動事例発表は、NPO法人七時雨いきいきネットワーク(八幡平市)の小野寺陽子さんが「未来へつなげる 明日への歩み」と題して行った。また、子どもが作る“弁当の日”提唱者の竹下和男さんが「“弁当の日”がやってきた~望ましい食習慣を~」を演題に基調講演した。

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